2010年7月29日木曜日

嗅ぎたかったショクダイオオコンニャクの臭い

 小石川植物園HPより
小石川植物園のショクダイオオコンニャクが、話題になりました。その臭いは食べ物が腐ったような強烈な臭いを発するとのこと。開花の始まった7月23日に世紀の香りを嗅ごうと思って植物園に問い合わせたところ、あまりの来園者で入園を中止したとのことでした。「このブログでもその臭いがどんなものかを報告するつもりでしたのに、ああー残念。」友人によると普通のコンニャクの花も相当臭いといいます。そういえば最近五十肩の痛みに、コンニャクを茹でて熱くしたものをタオルにくるんで患部にあてると効くと母に教えられて、試したところ確かに改善されました。その時に「コンニャクは結構生臭いな」と思いましたので以外とコンニャクの臭いを強烈にしたものを連想すると近いのかもしれません。でもやっぱり実際にかぎたかったなあ。

2010年7月21日水曜日

京都の香り



7月17日は京都祇園祭の山鉾巡行の日です。梅雨明けの真夏のかんかん照りのなか、熱中症一歩手前になるほど、この日の京都は猛暑でした。あまりの熱さ・暑さに水分補給が頻繁でしたが、巡行見物の途中に平野屋さんというお豆腐屋さんの前を通りました。お店の人が1リットルほどのポリの容器に豆乳を入れてどこかへ届けるところのようでした。それを見た友人が、「豆乳分けてもらえませんか。」とお願いしますと、「何か入れる容器は持ってきているなら分けますよ。」とお店の人。ちょうど私たちは、その前の喫茶店で京都限定の保冷用のボトルを買っていたので、それに豆乳を入れてもらいました。豆乳に鼻を近づけると大豆の香りがぷーんとしてきます。平野屋さんは、京都でも一流の旅館「俵屋」さんなどにお豆腐を納めている老舗とのことです。そんな老舗の豆乳を1杯70円でいただけるなんて恐縮してしまいます。豆乳の香りには、届けに行くところを嫌な顔もせずに、振る舞ってくださったお店の方の思いやりが込められているように感じられました。これが今年の祇園祭の香りの思い出です。

2010年7月7日水曜日

石菖の蒸留




7月5日蒸留装置を製作している有限会社東京製作所にうかがいました。蒸留装置の購入のためでしたが、何か採りたいものがあったらデモ器で実験しますとのことで、石菖を持っていきました。水を2ℓ入れ、その上に石菖の葉と根を刻んで1.5㎏入れて蒸留開始。20分後に水蒸気が出始め、それから約20分で蒸留水が200㏄ほど溜まりました。精油も2〜3㏄ぐらいは採ることができました。実験でも精油が採れるのはうれしいものです。

2010年7月2日金曜日

秋田スギの精油





6月29日
世界自然遺産である、白神山系に抱かれた能代で、秋田スギの精油の製造が実用化に向けて準備されています。
この日も蒸留装置の試運転ということで、取材を兼ねて見学させていただきました。原料のスギの葉は、スギ林の間伐材を細かく砕いたものを使用しています。装置は200キロほど入る四角い釜が2基で、この日は1基の釜で約800㏄の精油が採油されました。スギの葉はお寿司やさんの寿司ネタのケースに敷かれてあるように、防腐効果があるといいます。トリートメントの香料として、またはお部屋の空気の浄化など空間の演出にも幅広く使われると考えられます。白神山系というパワースポットのエネルギーを、香りで感じることができました。