2011年11月12日土曜日
正倉院展
平成23年の正倉院展を観てきました。(10月30日)今年は「蘭奢侍」の香木など香りのものがいくつか展示されました。「蘭奢侍」は14年ぶりとのことで、私も初めて実物を観ることができました。実際には明治天皇や織田信長、足利義政が切り取った旨を示す紙箋がありますが、それ以外にも切り取り跡がいくつもあるのがはっきりと解りました。また裏側も観られたのが収穫でした。「蘭奢侍」には大変失礼かもしれませんが、香りのするであろう色の濃い部分は表面だけで、沈香のグレードとしては最高のものとはいえないかもしれません。でもどんな香りがするのか嗅いでみたいですね。それ以外にも、柄香炉やえび香という防虫香として用いられたというもの、また沈香の粉末を漆で練ったものが塗られ、しかも丁字がちりばめられている経筒など、大変珍しい香りの品々と対面することができました。やはり日本の香りの文化はすばらしいですね。
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